【すぐわかる将棋】囲いの発展って?終盤戦に備えよう【第七回】

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やぁ、こんにちは。すぐわかる将棋だよ

 

今回は、戦いを制する決め手になる?そんな将棋における囲いの発展についてお話しするね

 

突然だけど、みんなは競り合いに負けてしまったとはないかな?

 

攻め合いの形に持っていけたまではいいけど、相手の玉が遠い・固い・手がかりはないなんて状況には泣きたくなっちゃうよね

 

相手の攻めも強烈で、いいとこなしの対局は振り返るのも辛いよね

 

けどもし、”囲いの発展”を理解できれば、もっといい勝負に持ち込めるかも

 

スバリ!「終盤戦に備える」のを意識すれば、今よりもっと強くなれるよ

 

終盤戦に備えるって?

固める

 

理由は大きく分けて三つ

 

一つ目は、「固める」だよ

 

玉の周りに駒を増やせば、安心感が段違い!

 

片美濃囲いを美濃囲い・高美濃囲い。船囲いを穴熊・銀冠穴熊と

 

駒を密集させてけば、ちょっとやそっとじゃびくともしない

 

いきなり王手で技がかかる心配もないし、囲いが頑丈だから、どんどん駒を渡して攻めていける

 

たとえ攻めに時間がかかりそうでも、相手の攻めを手抜けば準備の時間も稼げて良いこと尽くし

 

確かに組むまでに時間はかかるけど、一度組んでしまえば終盤戦で有利に立ち回ることができるんだ

 

けれども注意して欲しいのが、こちらが囲いを組んでいる途中で攻めてこられた時のこと

 

相手が急戦の場合、玉の守りを後回しにして、速攻を仕掛けてくる場合があるよ

 

囲っている途中は、相手にとって大チャンス

 

駒が離れてバラバラで、玉も中途半端な位置にいることが多いから、とっても脆くて危険なんだ

 

だから、もしも囲いを固くするのなら、いつ攻められても良いような駒組を意識しよう

 

具体的には、離れ駒を出さないようにする。先に玉を安全な位置まで移動させる。一気に固くしようとせず、隙を見てゆっくり囲いを進化させるようにすれば、咄嗟の攻撃にも対応できるよ

 

広げる

 

二つ目は、「広げる」だよ

 

玉の守りを発展させると、だんだんと自陣が広がるよね?

 

どんなに固い囲いでも、攻撃を受ければ無傷とはいかない

 

けど、あらかじめ攻撃が来る場所を限定できれば、相手からの攻めを難しくできるんだ

 

しかも、広くなった陣地は逃げ道が多かったり、逃げ道を作りやすい

 

だからたとえ囲いが破られても、上手く逃げ出すことができるってことだね

 

仮にもし追い詰められてしまっても、逃げ込めるスペースができるから、最後の勝負に持ち込むことができるよ

 

こんな風に、囲いを発展させて安全圏を広げていけば、最後まで粘り強く戦い切ることができるんだ

 

追い詰める

 

三つ目は、「追い詰める」だよ

 

自陣を広げる効果は時間稼ぎだけじゃない

 

自分の安全圏を広げることで、相手玉を捕まえやすくなるんだ

 

囲いを発展させることで、”歩”を切って戦いに参加させることがしやすくなるよ

 

多方面から攻めるように意識すると、より玉を追い詰めやすくなるね

 

他にも、逃してしまった時に玉を詰ませる駒を減らすことができたり、守り駒を攻めに参加させやす
くなったりするよ

 

一見すると、囲いを発展させると相手からの攻めが早くなって怖いかもしれない

 

けれど囲いを発展させることで得られる強さは、攻められちゃう恐怖以上にとっても計り知れなんだ

 

戦う相手が強くなるにつれて、相手もより終盤戦に備えて玉を積極的に発展させてくるよ

 

だからと言って絶対負けてしまうなんてことはないけれど、より勝ちやすくするために、積極的に囲いの発展を狙っていきたいね

 

とまぁ、こうした理由で囲いの発展は終盤戦に備えるなわけなのです

 

最後まで見てくれてありがとう。ばいば〜い!

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