【モノカキのための】恋するってなに?補うという一解釈【創作哲学】

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やぁ、こんにちは。おおきなかぎだよ

 

今回は、足りないのなら補おう?そんな小説内における恋についてお話しするね

 

恋するという一解釈

 

物語には必ずと言っていいほど恋が絡んでくるよね

 

昔の神話や演劇にも絡んでくるこの要素は、人類共通の大好物!

 

現代でも手を変え品を変え、たくさんの人々を楽しませる鉄板ネタだ

 

そんな大人気の”恋”だけれど、恋をするってどういう状態なのかな?

 

普通の時と何が違うのかと聞かれちゃうと、なんだかとっても困っちゃう

 

もっと簡単に、”恋”を説明できないのかな?

 

そんな時は、この言葉を思い出して?

 

スバリ!「恋するとは補うこと」という考え方だよ

 

なぜ恋する=補うなの?

価値

 

理由は大きく分けて三つ

 

一つ目は、『価値』だよ

 

竹取物語を例にして話していくね

 

かぐや姫には、実はものすごい価値が秘められているんだ

 

ある時、かぐや姫を嫁に欲しいと、五人の人物が名乗りをあげるよ

 

この五人はとっても偉い人たちで、地位・名誉・財産があるスゴイ人達だ

 

そんなスゴイ人達は、どうしてかぐや姫に固執したのかな?

 

かぐや姫は、みんなの認める美しさを持っているんだ

 

そんなかぐや姫を嫁にもらうことができたのなら、みんなの注目の的!

 

美しいかぐや姫を嫁にもらうことができるくらい優秀な人物なんだと、周囲の人々に誇示することができるんだ

 

だからこそ五人の偉い人たちは、なんとかしてかぐや姫をモノにしようと奮闘していくんだよ

 

恋には、自分の価値を補おうとする側面があるってことだね

 

憧れ

 

二つ目は、『憧れ』だよ

 

五人がかぐや姫に求婚したのは、憧れからというお話だよ

 

誰でも一度は、高嶺の花を夢見るよね

 

この竹取物語のかぐや姫も、男たちに取っては高嶺の花。そんな綺麗な女の子と、イチャイチャしてみたいよね

 

五人のスゴイ人達も、男である以上例外じゃないよ

 

彼らも、自分にはないモノを持っているかぐや姫にひどく惹きつけられたんだ

 

かぐや姫から突きつけられた無理難題。それでも五人の男たちが果敢に挑めたのは、こんな背景があったからなんだね

 

恋には、自分の憧れを補おうとする側面があるってことだよ

 

安心

 

三つ目は、『安心』だよ

 

位の高い人達が必死にかぐや姫に求婚したのは、安心のためというお話だよ

 

位が高いと言っても、将来何が起こるかわからないよ

 

立場を追われて、失脚してしまうこともありえない話じゃないよね

 

そんな時、かぐや姫をうまく利用することができれば、もとの立場に返り咲くことだって夢じゃない

 

もしもの時の保険のために、かぐや姫を手に入れたいと五人は必死になっていたんだ

 

恋には、自分の安心を補おうとする側面があるってことだね

 

とまぁ、こうした理由で恋するとは補うなわけなのです

 

最後まで見てくれてありがとう。ばいば~い!

 

参考

 

竹取物語

和田萬吉 竹取物語

 

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